2022年2月、アドバンテストは、国際的な環境非営利団体CDP(※1)が実施する「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」において、最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。
「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、企業が気候変動課題に対して効果的にサプライヤーと協働しているかをCDPが評価するものです。当社は、気候変動に関するガバナンス、目標策定、サプライヤーとのエンゲージメント、スコープ3排出量算定などに対する積極的な取り組みについて高い評価を得ました。
2021年11月には、温室効果ガス削減目標を求めるSBTi(※2)の「1.5℃目標」認定を取得しました。この認定は、パリ協定が定める「1.5℃目標」の達成に対して、当社の温室効果ガス削減目標が科学的根拠に基づいたものであると認めたものです。また、2021年12月にはCDPの企業評価結果で当社がランク「A-」に昇格しました。
これらの成果は、当社が2021年に策定した「ESG行動計画」において「事業活動によるGHG排出量を2030年までに60%削減(2018年度比)」、「再生可能エネルギー導入率を全社で2030年までに70%とする」、「生産プロセスの見直しにより生産工期を30%削減する(2020年度比)」と宣言し、透明性の高い環境関連情報を開示してきたことなどが総合的に評価されたものと認識しています。
アドバンテストは引き続き気候変動への取り組みを強化し、持続可能でネットゼロな未来に向けた活動を実施してまいります。
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SBTi:WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ
アドバンテストについて
アドバンテストは、計測技術をコアテクノロジーとするテスト・ソリューションカンパニーです。1954年の創業以来、エレクトロニクスの発展とともに成長し、人びとの暮らしの「安心・安全・心地よい」をサポートしてきました。主力製品となる半導体試験装置は世界最大手であり、当社の海外売上高比率は9割を超えています。アドバンテストは、「先端技術を先端で支える」という企業理念のもと、進展著しいデジタル社会のインフラストラクチャーである半導体の品質や信頼性の向上を通じて、社会の持続可能な発展に寄与しています。詳しくは当社ウェブサイト(www.advantest.com/ja/)をご参照ください。
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